「障害年金だけで生活できるの?」と気になっている方もいるかもしれません。制度の解説記事はたくさんありますが、実際に受け取っている人がいくらもらっていて、何にいくら使っているのかまで書かれたものは、あまり見かけません。今回は、私自身の受給額と生活費の内訳を、そのまま公開します。
障害年金は月にいくら受け取っている?
2級で、2か月ごとに152,456円が振り込まれます。
私が受け取っているのは障害年金の2級です。支援給付金も合わせて、2か月ごとに152,456円が振り込まれます。月あたりに直すと約76,000円です。年金は2か月に1回まとめて振り込まれるので、月単位で家計を見るときは自分で割り戻して考える必要があります。まとまった額が入ってくると気が大きくなりがちなので、私は「これは2か月分」と意識するようにしています。
年金以外に収入はある?
就労継続支援A型で働いていて、今の給料は月8万円ほどです。
2024年4月から就労継続支援A型に通い、データ入力の仕事をしています。以前の事業所では月12〜13万円ほどもらっていましたが、その事業所が2026年4月に閉所してしまい、今の事業所に移りました。まだ入ったばかりということもあり、今の給料は月8万円ほどです。年金と合わせると、月の収入は約15万6,000円になります。
毎月の生活費はいくらかかっている?
持ち家なので家賃はかからず、食費も含めて月14万〜15万4,000円です。
固定費に食費まで含めた、実際の内訳は次のとおりです。
- 電気代:8,000〜17,000円
- ガス代:3,000〜5,000円
- 水道代:2,500〜5,000円
- 通信費:10,000円
- 医療費(内科・薬代):3,000円
- 国民年金:17,860円
- 国民健康保険:3,735円
- 個人年金の積立:30,000円
- 交通費:5,600円
- サブスク:2,200円
- Claude Code:3,716円
- YouTube:1,144円
- レンタルサーバー:1,100円
- 火災保険(年72,000円):月あたり6,000円
- 固定資産税(年31,000円):月あたり2,583円
- 生協の食材:10,000円
- 食費・日用品(生協以外):30,000円
持ち家なので家賃はかかりませんが、そのぶん火災保険と固定資産税が毎年かかります。「持ち家だから住居費ゼロ」というわけではない、というのは実際に払ってみて実感したところです。
また、通信費はもともと月18,000円ほどかかっていましたが、ワイモバイルに乗り換えたことで10,000円ほどまで下がりました。くわしくはスマホとソフトバンク光で月18,000円。ワイモバイルに乗り換えて感じたことに書いています。なお、以前は保険にも月5,000円ほど払っていましたが、こちらは解約しました。
医療費は高くならない?
精神科は自立支援医療でゼロ、内科と薬代で月3,000円ほどです。
医療費は毎月かかりますが、精神科の通院と薬については自立支援医療の制度を使っているため、自己負担はゼロで済んでいます。この制度を知らないままだったら、負担はかなり大きくなっていたはずです。障害年金の申請と同じで、制度を教えてもらえたことに助けられました。
毎月かかっている3,000円ほどの医療費は、精神科とは別の内科の受診と、その薬代です。精神科のほうが制度でカバーされているぶん、家計に乗ってくるのは内科の分だけ、という形になっています。
年金と給料だけで生活できている?
生活費は収まりますが、投資に回している分で毎月現金が減っています。
収入が約15万6,000円に対して、生活費は月14万〜15万4,000円。電気代が高い月ほど、差は小さくなります。
収入から差し引くと、手元に残るのは月2,000円〜1万6,000円ほど。電気代がかさむ月はほとんど残りません。しかもこれは平常月の話で、実際には傘やタオルのような細かいものから、ガスファンヒーターやiPhone17のような大きな買い物まで、突発的な出費が出てきます。そういう月は貯金から補っています。特に4月に事業所が閉所して給料が12〜13万円から8万円に下がってからは、余裕がほとんどなくなりました。収入が5万円変わるだけで、家計の見え方はまったく変わります。
そしてもうひとつ、この家計には大きな要素があります。新NISAのつみたて投資枠で、毎月5万円をオルカン(全世界株式)に積み立てていることです。
これを差し引くと、毎月3万4,000円〜4万7,000円ほど、手元の現金が減っていく計算になります。年間にすると40万円台です。ただ、この5万円は使ってなくなったお金ではありません。現金が投資信託に形を変えただけなので、資産の総額が減っているわけではないのです。
とはいえ、以前は給料の範囲内でできていた積立が、今は貯金を取り崩す形に変わりました。減った給料の額と、積立の額がほぼ同じだからです。生活費を切り詰めるべきなのか、積立額を見直すべきなのか。今はまだ答えを出していませんが、家計の形が変わったことは自覚しています。
同じ立場の人は、まず何を見直せばいい?
固定費を一つずつ書き出してみることです。
こうして書き出してみると、自分でも「これは何のために払っているんだろう」と思う項目がいくつか見つかりました。保険を解約したのも、通信費を見直したのも、書き出してみて初めて気づいたからです。
障害年金だけで生活できるかどうかは、住居費があるかないか、働けるかどうか、支援制度を使えているかどうかで、人によって大きく変わります。私の場合は持ち家で家賃がかからないことがかなり大きいので、そのまま参考になる方は多くないかもしれません。それでも、実際の数字を一つの例として見てもらえたら、自分の場合はどうかを考えるきっかけになるのではないかと思います。
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