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「相続したお金、生活のために使ってもいいのだろうか」——そう悩んだことはありませんか。私自身、2024年に玄関ドアとトイレがほぼ同時に壊れ、合計148万円のリフォーム費用が発生したとき、まさにこの悩みにぶつかりました。今回は実際にどう判断し、どう費用を工面したかをお伝えします。
玄関ドアの修理費用はいくらだった?
75万円でした。
ある日、鍵が刺さりにくくなり、同じ時期に親指で押すタイプの取っ手も固くなってきました。防犯上放置できず交換を決めたのですが、どうせ交換するならと、奮発してデザイン性の高いドアを選びました。費用は75万円、工事は1日で終わりました。色は美容院などがよく選ぶというブルーグレーにし、ガラス窓が大きめのデザインにしたので、玄関から入る光が増えて家の中が明るくなったのも嬉しい変化でした。一般的な同グレードの交換より高めですが、毎日目にする玄関だからこそ、後悔のない選択をしたいと思いました。
トイレの修理費用はいくらだった?
床タイルの張り替えも含めて73万円でした。
トイレは以前から気になっていた床タイルの汚れに加えて、タンクの内部でぽとぽとと水の音がするようになったのもきっかけで、床の張り替えとあわせて便器も交換することにしました。費用は73万円、工事期間は3日かかったので、その間はホテルに泊まって過ごしました。便器はTOTOのタンクレストイレにして、蓋が自動で開き、自動で流してくれる使い勝手のいいものを選びました。壁紙も、両側と奥側で種類を変えて単調にならないようにしています。「ついでに」ではなく、「どうせ工事するなら気になっていた部分もまとめて直す」という考え方です。修繕は何度もやりたいものではないので、一度でまとめて済ませる方が結果的に費用も手間も抑えられます。
相続したお金を生活費に使ってもいい?
生活防衛資金として現金を分けておいたことで、突発的な出費にも慌てず対応できました。
「増やす」より「減らさない」資産運用を心がけている私にとって、投資に回しているお金には極力手をつけたくありませんでした。そこで役立ったのが、相続したお金の一部を生活防衛資金として現金のまま置いておいたことです。投資は投資、生活の備えは備えとして分けておいたおかげで、今回のような突発的な出費にも慌てずに対応できました。
同じ悩みを持つ人へのポイントは?
生活防衛資金を残すこと、まとめて工事すること、費用に罪悪感を持ちすぎないことの3つです。
相続したお金の使い道で悩んでいる方に、今回の経験から伝えられることが3つあります。
一つ目は、相続したお金の一部は必ず現金(生活防衛資金)として残しておくこと。投資に全額を回してしまうと、今回のような急な出費に対応できません。
二つ目は、「どうせ直すなら」というタイミングで気になっていた部分もまとめて工事すること。工事のたびに費用がかかることを考えると、まとめる方が長期的には合理的です。
三つ目は、費用をかけることに罪悪感を持ちすぎないこと。毎日使うものにお金をかけるのは、贅沢ではなく生活の質への投資だと私は考えています。
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