就労継続支援A型の利用者から、支援する側の職員になるケースがあると知りました。そこで、職業指導員や生活支援員になるために資格が必要なのか、さらにサービス管理責任者を目指すには何が必要なのか調べました。
なぜ支援員の仕事を考えるようになった?
利用者から支援員になった人が、実際に目の前にいたからです。
制度の話を読んでも、遠い世界のことに感じます。でも、同じ事業所に通っている人がその道を歩いていると、急に現実味が出てきます。
その方は今、サービス管理責任者の勉強をしているそうです。事業所で個別支援計画をつくる、責任のある立場です。
私は50代です。2026年4月に前の事業所が閉所してから、ハローワークで今の事業所を見つけました。今から目指せるものなのか、そもそも何が必要なのか、まったく知りませんでした。
支援員になるのに資格は要る?
要りません。生活支援員や職業指導員には、必須の資格がありません。
これは調べていて最初に驚いたことです。無資格・未経験可の求人が、実際にそれなりにあります。
資格が問われるのは、その先の役職です。事業所の要であるサービス管理責任者、通称サビ管になるときに、条件が出てきます。
サービス管理責任者になるには何年かかる?
無資格から始めると、実務経験だけで8年必要です。
必要なものは2つあります。実務経験と、研修の修了です。
実務経験の年数は、持っている資格で変わります。利用者を直接支援する仕事なら8年。相談支援の仕事なら5年。介護福祉士や社会福祉士などの国家資格があれば3年に短縮されます。
そのうえで研修が2段階あります。基礎研修を受けたあと、原則2年の実地経験を積んでから、実践研修に進みます。基礎研修は実務経験を満たす2年前から受けられるので、少し前倒しはできます。
つまり無資格から始めると、10年近くかかる計算です。正直、思っていたより長いと感じました。
パートでも経験に数えられる?
数えられます。1日の勤務時間は問われません。
ここは調べてよかったと思った点です。実務経験の「1年」は、在籍が1年以上あって、実際に働いた日が180日以上あること、と決まっています。
1日あたり何時間働いたかは問われません。1日2時間の勤務でも、1日として数えます。週4日働けば年180日は超えるので、パートでも年数は積み上がっていきます。
フルタイムでなければ話にならない、と思い込んでいました。そうではありませんでした。
利用者だった期間は経験に入る?
入りません。支援を提供する職員としての経験が対象です。
ここは期待していたのですが、違いました。A型事業所に利用者として通っていた期間は、実務経験には含まれません。
支援を受ける側と、提供する側。制度の上では、はっきり分けられています。利用者から支援員になった人も、年数のカウントは職員になった日から始まっています。
50代から始めて間に合う?
計算の上では間に合います。ただ、それが理由になるかは別の話です。
今から支援員として働き始めたとして、無資格ルートなら8年後。50代のうちに始めれば、60代のうちに要件を満たせる計算になります。
ただ、8年間続けられるかは分かりません。体調のこともあります。
そして正直に書くと、私にはこれをやらなければ生活が立ちゆかない、という事情がありません。資産の計算はしてあって、働かなくても暮らしていけます。
だからこれは、必要に迫られてやることではなく、やりたいかどうかで決めていいことです。
今の気持ちとしては、サビ管まで目指すというより、パートの支援員くらいならやってみたいな、というくらいです。支える側に回った人を見て、そう思いました。
サービス管理責任者の仕事内容を図解で詳しく確認したい方は、専門書を参考にする方法もあります。
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Amazonで見るこの記事の年数や条件は、私が調べた範囲のものです。実務経験の数え方は最終的に都道府県が判断するので、本気で動くときは、お住まいの都道府県の障害福祉課に確認してください。


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