現在の資産は3,815万円です。このうち合計1,300万円をオルカンへ投資したいと考えていますが、一括ではなく年300万円ずつ投資する場合、15年後はいくらになるのでしょうか。
今回の計算条件は次のとおりです。
オルカンへの投資予定
| 期間 | 年間投資額 | 投資後の累計額 |
|---|---|---|
| 最初の4年間 | 300万円 | 4年目で1,200万円 |
| 5年目 | 100万円 | 合計1,300万円 |
年間収支の予定
| 期間 | 年間収入 | 年間支出 | 年間黒字 | 支出率 |
|---|---|---|---|---|
| 2030年まで | 223万円 | 195万円 | 28万円 | 約87% |
| 2031~2035年 | 303万円 | 157万円 | 146万円 | 52% |
| 2036年から70歳まで | 190万円 | 157万円 | 33万円 | 83% |
私は現在55歳なので、15年後は70歳です。投資するまでのお金は現金で保有し、それぞれの期間の収入から支出を引いた黒字分を現金へ加えるものとして計算しました。
オルカンへ年300万円ずつ投資すると15年後はいくらになる?
年4%なら投資分は約2,194万円です
300万円を今すぐ投資し、その後も1年ごとに300万円、300万円、300万円、100万円と投資する前提で計算しました。それぞれを70歳まで運用した結果は次のとおりです。
| 想定利回り | 15年後のオルカン | 元本から増えた金額 |
|---|---|---|
| 3% | 約1,928万円 | 約628万円 |
| 4% | 約2,194万円 | 約894万円 |
| 5% | 約2,493万円 | 約1,193万円 |
| 6% | 約2,831万円 | 約1,531万円 |
| 7% | 約3,210万円 | 約1,910万円 |
一括投資より運用期間が短くなるお金があるため、同じ1,300万円でも15年後の金額は少なくなります。一方で、投資直後に大きく下落するリスクを時間的に分散できます。
収入と支出を含めると現金はいくら残る?
70歳時点では約3,550万円です
現在の3,815万円から投資元本1,300万円を差し引くと2,515万円です。ここへ各期間の収入から支出を引いた黒字分を加えます。
2026年から70歳になる2040年までの15年間では、黒字の合計は約1,035万円です。そのため、投資後に残る2,515万円と合わせた70歳時点の現金は約3,550万円になります。ここでは預金利息を含めていません。
投資分と現金を合わせると15年後の総資産はいくら?
年4%運用なら約5,744万円です
| 想定利回り | 15年後のオルカン | 15年後の現金 | 総資産 |
|---|---|---|---|
| 3% | 約1,928万円 | 3,550万円 | 約5,478万円 |
| 4% | 約2,194万円 | 3,550万円 | 約5,744万円 |
| 5% | 約2,493万円 | 3,550万円 | 約6,043万円 |
| 6% | 約2,831万円 | 3,550万円 | 約6,381万円 |
| 7% | 約3,210万円 | 3,550万円 | 約6,760万円 |
私は将来を楽観しすぎないよう、年4%を中心に考えます。その場合、70歳時点ではオルカン約2,194万円と現金約3,550万円を合わせて約5,744万円です。
この計算には年間支出を含めていますが、冷蔵庫などの臨時支出が予算外に発生した場合や、収入が変わった場合は結果も変わります。
実際のライフプランでは小金持ち山に何歳で到達する?
収入や年金まで含めると65歳ごろです
年間収支を反映すると、64歳時点では約4,973万円、65歳時点では約5,188万円になります。
そのため、5,000万円を目安とする「小金持ち山」に到達するのは65歳ごろです。2031年から年間黒字が146万円へ増えることが、到達を早める大きな理由です。
私は投資だけでなく、生活費や年金を含めて将来のお金を考えています。家計管理や資産形成の基本を知りたい方には、次の本も参考になると思います。
【広告】
インフレを考えると15年後の5,744万円の価値は?
物価が年2%上がるなら、現在の約4,268万円相当です
物価が毎年2%ずつ上がると仮定すると、15年後の物価水準は現在の約1.35倍です。年4%運用の総資産約5,744万円を現在のお金の価値へ直すと、約4,268万円になります。
名目上は5,000万円を超えても、買える物やサービスの量が現在の5,000万円と同じとは限りません。到達額だけでなく、物価上昇も一緒に見る必要があります。
年300万円ずつなら新NISAの年間投資枠に収まる?
年間360万円の範囲には収まります
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠120万円と成長投資枠240万円を合わせて最大360万円です。そのため年300万円は年間枠の範囲内です。
ただし、成長投資枠だけの非課税保有限度額は1,200万円です。合計1,300万円を非課税で投資する場合は、対象商品を確認したうえで、つみたて投資枠も使う必要があります。
なぜ年300万円ずつに分けて投資する?
新NISAの年間投資枠の範囲内で投資するためです
年300万円ずつに分ける主な理由は、暴落への備えではなく、新NISAの年間投資枠の範囲内で合計1,300万円を投資するためです。
新NISAでは年間最大360万円まで投資できます。そのため、最初の4年間は年300万円、5年目は残り100万円を入れる計画にしています。相場を見て投資時期を決めるのではなく、NISAの枠に合わせた投資方法です。
結局、年300万円ずつ投資すると70歳でいくらになる?
年4%を基準にすると総資産は約5,744万円です
現在の資産3,815万円から、オルカンへ年300万円ずつ投資して合計1,300万円にし、年間の収入と支出による黒字分を現金へ加えると、15年後の総資産は年3%で約5,478万円、年4%で約5,744万円、年6%で約6,381万円です。
年間収支を含めると、小金持ち山の5,000万円に到達するのは65歳ごろです。今後も収入や支出が変わったときに見直します。
※投資には元本割れの可能性があります。本記事は私自身のライフプランを考えるための試算であり、特定の商品への投資を勧めるものではありません。制度や商品の最新情報は公式サイトでご確認ください。
参考:金融庁「NISAを知る」/金融庁「資産形成の基本」/eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)公式情報


コメント